島本病院で禁煙外来をはじめました。
「たばこをやめたいのにやめられない」のは、ニコチン依存症かもしれません。
ニコチン依存症を病気として治療していくのが禁煙外来です。
当院でも平成29年9月より保険診療による禁煙外来をはじめました。
禁煙外来は、以下の4つの条件を満たすと保険適応になります。
- ニコチン依存症を診断するテスト(TDS)で5点以上。
- 1日平均喫煙本数×今までの喫煙年数=200以上。
- すぐに禁煙したいと思っている。
- 禁煙治療を受けることに文書で同意する。
- ニコチン依存症のスクリーニングテスト(TDS)
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- 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くタバコを吸ってしまうことがありましたか?
- 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがありましたか?
- 禁煙したり本数を減らそうとしたときに、タバコがほしくてほしくてたまらなくなることがありましたか?
- 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがありましたか?
(イライラ 、神経質、落ちつかない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手のふるえ、食欲または体重増加) - 上の症状を消すために、またタバコを吸い始めることがありましたか?
- 重い病気にかかったときに、タバコはよくないとわかっているのに吸うことがありましたか?
- タバコのために自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがありましたか?
- タバコのために自分に精神的問題が起きていると分かっていても、吸うことがありましたか?
- 自分はタバコに依存していると感じることがありましたか?。
- タバコが吸えないような仕事やつきあいを避けることが何度かありましたか?
- 該当項目が5個以上→ニコチン依存症と診断
- 1日平均喫煙本数×今までの喫煙年数=200以上
- すぐに禁煙したいと思っている
- 禁煙治療を受けることに文書で同意する
- 4つの条件を満たすと保険適応
*これらが満たせない方は、自由診療(全額自己負担)になります。
治療期間は3か月で、この間に5回の診察を行います。
治療には禁煙補助薬(内服またはパッチ)を使用します。
これらの薬剤によってつらい離脱症状が和らぐため、自力での禁煙よりも楽になります。
治療に関する相談がしっかりできるように禁煙外来は原則予約制としていますが、まずは外来までお気軽にご相談ください。
詳しくはお電話にてお問い合わせください。088-873-6131受付時間
月~金 9:00-17:00 [ 日・祝日除く ]
土 9:00-12:30